諏訪の杜整形外科 ー 柏市豊四季駅前 WEB予約可

こんにちは、理学療法士の山岸です!

先月より当院に導入された最新機器を紹介します✨

「BTL -6000 トップライン マグナム」が導入されました!

この機器は、拡散型体外衝撃波治療が行える機器です。

衝撃波治療とは、音波を用いて体外から患部に衝撃波を送ることで、組織修復や痛みの軽減を促進したりします。(下記図参照)

こちらの機械は、2022年に国内に一般導入されたばかりの機器で、2024年4月時点で本機BTL-6000マグナムを導入している医療機関は、当院を入れて3施設のみです!

対象疾患は以下の通り:

(首・腰)

  • 難治性頚椎症
  • 慢性腰痛
  • 難治性肩こり
(手・腕・肩)
  • 五十肩(肩関節周囲炎)
  • 肩石灰化沈着
  • 初期の野球肩
  • テニス肘・ゴルフ肘(上腕骨上顆炎)
  • 手根管症候群
  • ばね指、腱鞘炎

(足)

  • 変形性膝関節症
  • シンスプリント
  • オスグット・シュラッター病
  • ランナー膝(腸脛靱帯炎)
  • ジャンパー膝(膝蓋腱炎)
  • アキレス腱炎
  • 足底腱膜炎
  • 骨折後の疼痛遺残

など高齢者に多い疾患からスポーツ疾患まで幅広い痛みに効果があります!

これら以外にも、原因不明の筋肉痛・肉離れ・慢性的な疼痛症状の緩和や、血流の改善にも効果があるとされています。

当院での治療は、医療保険を使用し行えます。(詳しくはお問い合わせください)

衝撃波治療法は、国内外で治療効果が認められています。

治療効果の一部を紹介します。(文献より引用)

※①難治性足底腱膜炎

被験者:46名

目的:拡散型衝撃波の効果を評価するため

方法:治療群は3回治療を受け、対象群と比較した

評価尺度:VAS及びAnkle‐Hind foot scale

結果:6週間で痛みの減少及び可動域改善がみられた

※②テニス肘

被験者:62名

目的:拡散型衝撃波を評価するため

方法:治療群は4回治療を受け、対照群と比較した

評価尺度:VAS及びPain−free Grip Strength test

結果:治療の直後及び6ヶ月のフォローアップ時では疼痛緩和及び握力の改善がみられた

治療は、佐藤院長の指示を受けた理学療法士が責任をもって行います。

日々の生活・仕事の中で痛みに悩んでる方がいらっしゃいましたら、お気軽に受診をお待ちしております。

ご興味がある方は医師、スタッフにお問い合わせ下さい。

※ただし、個々の症状や疾患に対して治療効果は異なる場合がありますので、治療は医師の診断後に行います。

【参考資料・文献】

BTL Japan 株式会社 公式HP https://shockwave-physio.com/

※① LOW-ENERGY RADIAL EXTRACORPOREAL SHOCKWAVE THERAPY FOR CHRONIC PLANTAR FASCIITIS: A RANDOMISED CONTROL TRIAL Shaheen A. Department of Basic Sciences, Faculty of Physical therapy, Cairo University, Egypt Published: World Applied Sciences Journal, 2011, 12 (1), 10-15.

※② Radial shock wave therapy for lateral epicondylitis: A prospective randomised controlled single-blind study

March 2005Europa Medicophysica 41(1):17-25