諏訪の杜整形外科 ー 柏市豊四季駅前 WEB予約可

当院の鍼灸治療について

当院の鍼灸治療について

世界110カ国以上、日本人の3〜4人に1人が鍼灸治療を受診しており、歴史的には2000年以上、日本でも平安時代には鍼灸治療が行われていたと言う文献記載があります。
統合医療として西洋医学だけでは解決しない病気に関して近年大きく注目されているのが鍼灸治療です。鍼灸治療は我が国においては鍼灸師と言う国家試験保有者が行うことの出来る治療であり、現代医学を補完するものとして広く行われています。

日本の厚生労働省や米国のNHI(国立衛生研究所)でも鍼灸治療の効果に関する科学的根拠が記載されています。WHOでも鍼灸治療に関する声明が出ており、痛みを中心としたさまざまな疾患に対して鍼灸治療の有効性が期待されています。また、もともと東洋医学においても漢方薬と鍼灸治療は車の両輪と考えられており、様々な治療のサポーター的存在として鍼灸治療が行われてきました。

鍼灸治療の費用について

よく「鍼灸は保険が使えなくて高い」と言われることがあります。
御指摘の通り、鍼灸治療は一回当たりの患者様負担は若干高い傾向にあるのは事実です。しかし、鍼灸治療は自費である為、保険診療の様に特定病名に対してのみの治療に留まらず、全身様々な部位の治療を同時に行うことが出来、更に現在症状の出ていない部位についても疾病予防、健康増進の目的で施術することが可能です。また交通事故による自賠責治療や一部特定の疾患に関しては、西洋医学治療では早期の治癒が難しいと判断された場合に保険診療や自賠責治療として鍼灸治療を受けられる制度があります。詳細はお問い合わせください。

鍼灸の副作用と
施術の痛みについて

鍼灸治療では薬を使用しないため、ご年齢と共に色々な疾患に対する内服薬が増えていく多剤服用(ポリファーマシー)の問題はなく、多くの疾患に対して鍼灸治療が有効です。また現在どの様な内服薬を処方されている方でも鍼灸治療は可能です。
鍼灸治療について、鍼は痛い、お灸は熱い、などご心配されている方も多いですが、当院では国産の髪の毛程度の細い鍼や、火傷しにくい優しいお灸を採用しております。鍼は施術1回の使用で破棄し、毎回新品の鍼を使用いたしますので、感染症の心配も御座いません。痛みに敏感な方にも安心して受けて頂けますし、お子様には直接は刺さず、皮膚にごく軽いひっかき刺激を与えるような器具や棒で押すような器械を使用したりもしますので、どのような方にも安心して施術を受けて頂くことが出来ます。
痛みや副作用については初回施術時にじっくりと説明してから治療を行いますので、安心してお越しください。

医療連携

当院での鍼灸治療は単独で行うものでなく、医師や理学療法士と協力しながら行います。
病気の診断と西洋医学的な治療は医師が担い、全身各部位の機能障害を起こしている患者様には正しい動きや可動域を獲得するために理学療法士がリハビリ施術を行います。それでも残る様々な症状に対して鍼灸師がサポートを行います。三者がフットワーク軽く連携し、定期的に院内カンファレンスを密に行いながら患者様の状態を細かく分析把握し、適切な治療を行う施設は全国でも多くなく、当院の大きなアドバンテージとなっています。


皆様のお越しを楽しみにお待ちしております。

【神経系疾患】

神経痛・神経麻痺・痙攣・自律神経失調症・頭痛

【運動器系疾患】

関節炎・変形性関節症・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・肩こり・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

当院では医師の指示のもと、自費診療(1回3500円)にて鍼灸療法を実施しております。
気になる方はお気軽にご相談ください。

鍼灸部門チーフ 渡邊悠紀
医学修士、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
千葉大学医学研究院和漢診療学大学院
日本鍼灸師会(学術委員)
日本東洋医学会(千葉県部会役員)
社会人アメリカンフットボールチームノジマ相模原ライズメディカルチーム(鍼灸担当)