諏訪の杜整形外科 ー 柏市豊四季駅前 WEB予約可

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こんにちは、鍼灸師の内原です!

5月1日(水)に諏訪の杜整形外科にて易占い体験講座を実施いたします✨

整形外科の中で、なんで「占い」の講座をやるのだろう。そんな疑問を持たれるのも、もっともだと思います。
まあそれを言い出せば、整形外科の中でなぜ「鍼灸」をやっているのだろうという疑問まで出てきてしまい、我々鍼灸師の存在意義まで問われそうなのであまりこの話題を深堀したくないのですが、一応のご説明を試みてみたいと思います。
「易占い」は、もともとは古代中国(約3千年ほど昔)の王様や貴族たちが何か判断に迷ったり、悩んだりしたときに神様のような不思議な力に質問して答えや指針を得ようとしていたところから始まったと言われています。
この占い方は独特で、世の中のあらゆるものを陰(―)と陽(+)の組み合わせで表現し変化させることで、今自分がどんな状態でこの先どうなるかを読み解いていくという占い方をします。
占いというと何か霊感みたいな不思議な力が必要な気がしますが、そうしたものが無くても占えるように今から2千年ほど昔に『易経』という本がまとめられました。
最初は、陰と陽の組み合わせの形だけでパッと意味が読み取れたそうなのですが、時代が下るにつれてそうした不思議な力は無くなりやがて文章で解説がされるようになり、本としてまとめられました。
(有名な孔子が「易経」の解説を残した、ということになっていますが、伝説みたいなものとされています。)
『易経』をもとにした占いはやがて、「四柱推命」や「風水術」としてさらに高度化し、日本にも伝わって「陰陽道」になったりもします。
また、『易経』は儒教の教科書の筆頭として扱われたので、当時の知識人たちが当然押さえておくべき「教養」の書にもなりました。
このような背景のもと、日本でも昭和の中頃までは「易」は身近なものとして、街角やお寺などでの「易占い」や、会社経営者や各界のトップランナーが身に付けるべき「哲学・教養」としての位置を保ってきました。
ところが非常に残念なことに、バブル崩壊の影響なのか何なのかはよくわかりませんが、「易」に対する日本人の関心は急速に失われていき、もはや絶滅するのではないかという懸念すらあります。
せっかく3千年の時を超えて、日本文化に溶け込み、一体となってきた「易」がこのまま失われていくのは非常にもったいないことだと思うのです。
では、それと易占いの体験講座を諏訪の杜整形外科で行おうとすることにどんな関係があるのかと改めて問われれば、はっきり言ってありません。
ここまで読んで頂いて申し訳ないのですが、これはもはや「縁」としか言いようがなく、説明のしようが無いものです。
強いて言えば、「諏訪の杜整形外科」が鍼灸(東洋医学)と理学療法(西洋医学)のそれぞれの良いところをうまく組み合わせて、皆様の健康を最大限サポートしようとしている、非常に先進的な整形外科だからだ、と表現できるかもしれません。
そのような病院であるからこそ、古代から脈々と伝わる東洋医学の真髄を学ぶのにふさわしいのではないかと私は思います。
話が大げさになってしまいましたが、難しく考えずご自分の気になっていることやちょっと迷っていること等を軽い気持ちで占ってみようぐらいのつもりでご参加ください😊
皆様のお越しをお待ちしております。


諏訪の杜整形外科 鍼灸師
内原 拓宗

<易との関り>
関東鍼灸専門学校で「易」と出会い衝撃を受ける。
鍼灸の古典である「難経」を「易」で読み解く本の編集を手掛ける。
千葉大学医学部和漢診療学主催の「白衣セミナー」で易の講義を担当。
あん摩マッサージ指圧師の養成校でも易の講義を担当している。
鍼灸業界のイベントや業界紙で「易占い」のコーナーを担当。
現在は鍼灸 WEB メディア「ハリトヒト。」で易占いを担当